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ファイル共有ソフト(Winny等)の危険性 [PC情報]

久々にWinnyについての危険性の説明記事をASCII.jpでやっていました。

ASCII.jpの該当記事はこちら

会社などでは新入社員が入社し、すこし落ち着いた時期なので警告するにはいい時期とは思います。

とりあえず、ファイル共有ソフトを使うことの危険性は現在は以下のとおりです。

・著作権管理法違反で摘発されると多額の賠償金が発生する。
・ウイルスによりWinny等を使用したPC全体のファイルを共有されることがある。
・Winny等のファイル共有ソフトによってウイルスをばら撒くこともある。

まず、著作権のほうですが、現在の法律は非常に酷で基本的な著作情報(絵、映像、音楽、書籍等)などの利用は個人の利用の範囲内でしか使えなく、家族であろうが友人であろうが、複製(バックアップを含む)や貸借が禁止されています。罰則としては罰金だけで済まず、懲役がつくケースもあります。意外とこの辺を理解している人が少なく、気軽に貸し借り&複製をしている人がいますが、発覚した場合はかなり大きいペナルティがあることは知っておくべきだとおもいます。ファイル共有ソフト自体がファイルを共有管理するので自分がアップしていなくても落としただけで公開したことと同じことになることは知っていた方がよいと思います。
ウイルスに関しては派生系のものはウイルスソフトでは防げないペースで派生系新種が出ていますし、Winny等で古いウイルスもいまだ蔓延しているのでOSインストール直後にこの辺のものが引っかかることは結構多いです。コンピュータウイルス自体は触媒とするソフトが無いと機能しない物から即時動き出す物までいろいろありますが、現在流通しているウイルス対策ソフトでは完全に防ぐことは残念ながらできません。
個人情報に関しては会社と家の両方で使うPCの場合はたちが悪く、ウイルスの作用で社内ネットのファイルを勝手に抜き出し、公開するなんてことが普通にされてしまい、公開された時点で引き抜かれたファイルの削除は100%不可能になります。Winnyなどのファイル共有ソフト経由での情報漏洩は1度してしまうと消すことは絶対にできないので基本的には使用しないほうが良いようです。


どうしても使いたい場合は
1:著作権管理法違反で罰せられても何も文句はいえない。
2:必ず専用PCを用意して使う(OSのファイル共有機能すら使わないことを前提で)。
3:何かあったら責任はすべて自分で取る必要がある。
の3点を理解して使ってください。

ちなみに使用PC上で名前など一切の個人情報を隠しても接続先PCのIPは接続業者は警察の提示命令を求められると拒否できない法律もあるので「基本的に誰が契約している回線の、どのパソコンから、何月何時何分何秒に使っていた」までは特定でき、利用者本人が確定できない場合は回線契約者が罰せられることもあることは知っておくべきとは思います。調べられるとすぐに足がつく環境は実はすでに整っています。つまり残念ですが使うこと自体が迷惑行為になっているのです。
また、すでにインストールしていて抜きたい場合は基本的にHDDを初期化してOSの入れ直しをすることをお勧めします。ファイル共有ソフトのアンインストールだけでは完全にはフォローできないことが多いです。
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