PhenomIIX3-720BEのオーバークロックテスト [PC情報]
※オーバークロックによる故障はメーカー保障対象外です。実施する際は自己責任で行ってください。当ブログでも当然ですが保障はできません。
PhenomIIX3-720BEへのCPUのみのアップグレードを先日行いました。
過去記事はこちら
そこでせっかくのBlackEditionなのでプチオーバークロックを試してみました。
今回のハードウエアのスペック
CPU:AMD PhenomX3-720BE
マザボ:GIGABYTE GA-MA770-DS3rev1.0
MEM:DDR2-800 3G(1Gx2+512Mx2の4枚)
GPU:AMD RadeonHD4850
その1:マザーボードBIOSを操作し、オーバークロックしてみる
今回はマザーボードはGIGABYTE GA-MA770-DS3rev1.0を利用していますがAward BIOSでしたら似たような感じで設定できるので参考にどうぞ。
はじめにPCの電源を入れDELキーを連打してBIOSセットアップ画面を出し、MB Intelligent Tweaker(M.I.T.)をカーソルキーで選択しリターンキーで入る。この画面の中のCPU Clock Ratioで倍率、CPU HOST Clock Controlで基礎クロックを、System Voltage Controlで電圧の設定を行い、[ESC]キーでトップ画面まで戻ってからSave&ExitSetupを選んで設定の保存をする場合は[y][Enter]、しない場合は[n][enter]で保存してBIOSを抜けて再起動します。
今回のテストでは定格電圧で16倍x200MHzの3.2Gで普段使っているソフト類は問題なく安定稼動しました。
電圧を1.4V位まであげてのテストで17.5倍x200MHzの3.5GでOSの起動とデビルメイクライ4ベンチマークの完走が確認できました。
この方法だと常時ハイパワーで動いてしまい消費電力機能が働かない問題があります
そこで次のような設定で回避できたので自己責任でお試しください。
その2:K10STATを使ってOC設定をする
詳しくはPhenomIIハッキング初級編さんに詳しく書いてあるのでお読みください。こちらでは手短に書きます。
まずはじめにその1の設定はすべてAUTOに戻します。次に普通にPCを起動してK10STATをインストール。次に↑のサイトを参考にしながらパワーステイトごとに(P0~P3)に倍率(FID)、電圧(CPU Voltage)の値を入れます。ここの調整値を大きく間違うとさらりとCPUがご臨終するので細心の注意をしてください。設定が終わったら再起動するとK10STATでの設定が適応されます。
設定後にCPU-Zなどで実際の設定値になっているかを確認できます。
こちらが低格電圧で大まかに設定した設定値です。
大雑把かつ、控えめに設定しています。
実際に変更しているのはP0,P1のFIDと電圧、P2,P3の電圧ですが、とりあえず安定しています。
個体差で動作したり不安定だったりすると思われますので細かいチューニングは各自の自己責任で行ってください。
また、今回はAMD OverDrive(TM)が起動できないので試していませんが、バージョンアップで対応したらこちらでこまかく最適化してみたいと思います。
おまけ:VistaのサイドバーガジェットのCPU & MEM meter IIではクロックの表示が正しくないのですが、これはおそらくCPU情報のほうからクロック数の抽出をしているんでしょう。
PhenomIIX3-720BEへのCPUのみのアップグレードを先日行いました。
過去記事はこちら
そこでせっかくのBlackEditionなのでプチオーバークロックを試してみました。
今回のハードウエアのスペック
CPU:AMD PhenomX3-720BE
マザボ:GIGABYTE GA-MA770-DS3rev1.0
MEM:DDR2-800 3G(1Gx2+512Mx2の4枚)
GPU:AMD RadeonHD4850
その1:マザーボードBIOSを操作し、オーバークロックしてみる
今回はマザーボードはGIGABYTE GA-MA770-DS3rev1.0を利用していますがAward BIOSでしたら似たような感じで設定できるので参考にどうぞ。
はじめにPCの電源を入れDELキーを連打してBIOSセットアップ画面を出し、MB Intelligent Tweaker(M.I.T.)をカーソルキーで選択しリターンキーで入る。この画面の中のCPU Clock Ratioで倍率、CPU HOST Clock Controlで基礎クロックを、System Voltage Controlで電圧の設定を行い、[ESC]キーでトップ画面まで戻ってからSave&ExitSetupを選んで設定の保存をする場合は[y][Enter]、しない場合は[n][enter]で保存してBIOSを抜けて再起動します。
今回のテストでは定格電圧で16倍x200MHzの3.2Gで普段使っているソフト類は問題なく安定稼動しました。
電圧を1.4V位まであげてのテストで17.5倍x200MHzの3.5GでOSの起動とデビルメイクライ4ベンチマークの完走が確認できました。
この方法だと常時ハイパワーで動いてしまい消費電力機能が働かない問題があります
そこで次のような設定で回避できたので自己責任でお試しください。
その2:K10STATを使ってOC設定をする
詳しくはPhenomIIハッキング初級編さんに詳しく書いてあるのでお読みください。こちらでは手短に書きます。
まずはじめにその1の設定はすべてAUTOに戻します。次に普通にPCを起動してK10STATをインストール。次に↑のサイトを参考にしながらパワーステイトごとに(P0~P3)に倍率(FID)、電圧(CPU Voltage)の値を入れます。ここの調整値を大きく間違うとさらりとCPUがご臨終するので細心の注意をしてください。設定が終わったら再起動するとK10STATでの設定が適応されます。
設定後にCPU-Zなどで実際の設定値になっているかを確認できます。
こちらが低格電圧で大まかに設定した設定値です。
大雑把かつ、控えめに設定しています。
p | FID | DID | clock | CPUVolt |
---|---|---|---|---|
P0 | 16 | 0 | 3200 | 1.325 |
P1 | 8 | 0 | 2400 | 1.300 |
P2 | 0 | 0 | 1600 | 1.200 |
P3 | 0 | 1 | 800 | 1.0125 |
実際に変更しているのはP0,P1のFIDと電圧、P2,P3の電圧ですが、とりあえず安定しています。
個体差で動作したり不安定だったりすると思われますので細かいチューニングは各自の自己責任で行ってください。
また、今回はAMD OverDrive(TM)が起動できないので試していませんが、バージョンアップで対応したらこちらでこまかく最適化してみたいと思います。
おまけ:VistaのサイドバーガジェットのCPU & MEM meter IIではクロックの表示が正しくないのですが、これはおそらくCPU情報のほうからクロック数の抽出をしているんでしょう。
2009-02-23 18:06
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AMDOverDriveの記事をアップしました。宜しかったらそちらもご覧ください。
by たか (2009-03-10 11:32)